前屈すると腰が痛い!その原因と対処法

前屈型腰痛

 

今回は前屈すると腰が痛いという場合について解説していきます。

 

最後には改善に効果的なストレッチも紹介しているので是非ご覧になってみてください。

 

 

まず結論からお話しすると!

 

前屈型腰痛には

 

 

椎間板性の腰痛

 

 

が多く見受けられます。 

 

 

不良姿勢

間違った動作

経年劣化

 

 

などにより椎間板に負荷がかかりやすくなり腰痛を引き起こしてしまうことがあります。

 

そして前屈型腰痛を楽にするには!

 

 

ハムストリングスと脊椎(椎間板)へのアプローチ

 

 

が必要になってきます。

 

 

ではまず椎間板について少し解説していきます。

 

椎間板

 

では椎間板について解説します。

 

椎間板というと

 

 

「椎間板ヘルニアで腰が痛い!足が痺れる!」

 

 

など聞いたことある人もいるかもしれませんね。

 

 

そもそも椎間板とはなんでしょう?

 

 

椎間板は上の画像のように椎骨と椎骨の間にある柔軟性のあるクッションのようなものです。

 

 

椎骨は(脊椎)背骨の一つ一つの骨の名前です。

 

 

首の椎骨を頸椎

 

胸の椎骨を胸椎

 

腰の椎骨を腰椎

 

 

といいます。

 

とりあえず腰椎を頭にいれといてください。

 

 

椎骨と椎骨の間にある板のようなものなので椎間板といいます。

 

ダルマ落としのダルマ同士の間にクッションがあるみたいのを想像してもらうといいかもしれません。

 

水分を豊富に含んだ柔軟性のあるものです。

 

次に椎間板の役割について解説します。

 

椎間板の役割

 

 

椎間板の役割は主に

 

 

①荷重・衝撃の吸収

②脊椎の可動性・柔軟性を促す

 

 

などがあります。

 

 

上の画像のように椎間板には

 

 

重力

体重

地面からの衝撃

 

 

などの力が加わりますが、その負荷を椎間板が吸収してくれています。

 

また椎間板には脊椎の柔軟性を促す役割もあります。

 

椎骨だけでは脊椎は柔軟な動きができませんが椎骨と椎骨の間に柔軟性のある椎間板があることで脊椎の動きに柔軟性をもたらせてくれます。

 

 

次になぜ前屈型腰痛に腰椎の椎間板が関係してくるのかを解説します。

 

前屈型腰痛と椎間板

 

上の画像では

 

 

潰れてる側が前側(腹側)

膨らんでいる側が後ろ側(背中・腰側)

 

 

になります。

 

そして前屈をしたときの腰椎と椎間板の状態です。

この時膨らんでいる後ろ側には大きな負荷がかかります。

 

負荷が掛かるといっても健康体であれば問題ではありません。

 

ですが

 

 

何度も腰を曲げるような動作を繰り返す

腰を丸める姿勢になっている

 

 

などを長時間・長期間繰り返すことで椎間板にダメージが蓄積してきます。

 

すると椎間板は徐々に柔軟性が低下し

 

 

荷重・衝撃の吸収・脊椎の柔軟性が失われていきます。

 

 

また加齢にによる椎間板の柔軟性低下なども重なり徐々に椎間板の痛みを感知する場所に刺激がはいるよになり腰痛の発症となります。

 

ハムストリングスの柔軟性低下

 

ハムストリングスは太ももの裏側の筋肉の事をいいます。

 

なぜ前屈型腰痛にハムストリングスが関係するかというと

 

前屈時にはハムストリングスが伸ばされます。

 

 

ですが、ハムストリングスの柔軟性が低下していると前屈がしづらくなり腰(腰椎)を無理に曲げて前屈しようとする動きになります。

 

すると腰(腰椎)の椎間板により負荷がかかるようにな腰痛につながります。

 

前屈型腰痛への介入方法

 

では前屈型腰痛を楽にするにはどのようなことを行えばいいかをお話しします。

 

 

①脊椎の柔軟性アップ

②ハムストリングスの柔軟性アップ

 

 

代表的なものとしてはお話ししてきたこの二つへのアプローチが効果的です。

 

 

実際にセルフケア動画載せますのでをご覧になってみてください。

 

①脊椎の柔軟性アップ

 

②ハムストリングスのストレッチ

 

この運動法以外にも方法はたくさんあります。

 

大事なのはなぜその腰痛が出ているのかです。

アプローチすべき場所を見極めれば方法はたくさんあります。

 

前屈型腰痛のある方はこのブログを参考にして頂き自分に合った運動方法を見つけてもらっていいと思います。

 

今回はここまでとなります。

ご覧になって頂きありがとうございました。