今回は
巻き肩
前肩
についてお話しします。
そもそも
巻き肩
前肩
ってどのような状態を指すのでしょうか?
まずは一般論・常識からお話ししていきます。
巻き肩とは?
上の絵のように
背中を壁に付けた姿勢で肩が壁に付かない状態を
巻き肩
前肩
と呼びます。
そして
この状態は
猫背
肩こり
頭痛
むくみ
血行不良
の
原因になる!!
つまり
悪い姿勢!!
と一般的には言われています。
整体院やピラティスなどで姿勢検査をする時にも
「背中を壁に付けてみて」
「ほら!肩が壁に付かないから、
あなたは巻き肩で猫背だよ」
と言われて
「胸を張りなさい」
「背筋を伸ばしなさい」
と指導される要因の一つでもあります。
そのような理由から下の写真のような矯正グッズが世の中にはたくさんあります。
ロ○ト
東○ハン○
などにいくと沢山あります。
おもいきり背中の丸まりがなくなり
胸を張っている姿勢になっていますね。
ですが、
本来、背中は丸いものです。
理想的な背骨のカーブ
このように背骨とは本来は適度な丸まりがあるのが理想な状態です。
ですが、
上で紹介したような胸を張り、背骨を伸ばし過ぎる矯正グッズがたくさんあります。
また
巻き肩を解消するためのケアやストレッチなども数多く紹介されています。
ここまでが一般的な常識としての話しです。
ここからは私の考えをお話ししたいと思います。
単刀直入いうと
巻き肩・前肩は体にいい!
いい姿勢!
です。
またまた常識と逆の話しです。
では
下の図をご覧ください。
(少し見ずづらいですが)
巻き肩・前肩でない状態にするにはAのような胸を張った状態にしなければいけません。
あなたも一番上の絵のように壁に背中をつけて脱力してみてください。
ピッタリと肩を壁につけるには胸を張らないとできないかと思います。
ついてしまう人、又は壁との距離が近い人は平背が強い可能性があります。
平背については下をクリック↓
巻き肩・前肩が理想の姿勢
Bの図は肩が壁から離れている状態です。
(一般的に巻き肩・前肩と言われる悪い姿勢)
実はこのBの図は
解剖書
や
運動学
などの専門書にも載っているものです。
つまり
胸を張る姿勢は
自らの身体を本来の状態から悪くする姿勢なのです。
そして下の写真を見てください。
錦織圭もメダリストもモデルも
みんな巻き肩・前肩
錦織圭さん
オリンピック金メダリスト
アメリカ人モデル
錦織圭さんもどちらの女性も巻き肩になっているのが分かるかと思います。
さらに背中も丸いです。
ですが
お三方とも
この人は背中が丸くて巻き肩で姿勢が悪い!!
とは見えませんよね。
それどころか私にはリラックスして美しい姿勢にすら見えます。
そう
巻き肩で丸い背中は健康で美しい姿勢なのです。
では、長くなったので今回はここまでです。
次回は胸を張ると
むくみ
肩こり
腰痛
などになりやすくなり理由をお話しします。
それでは
みんなで背伸びをしすぎず胸を張りすぎずリラクッスした姿勢を目指しましょう!
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