冷えと坐骨神経痛
今回は、冷えと坐骨神経痛は関係あるのかをお話しします。
このブログを書いている2日ほど前から寒波がやってきて一気に寒さが増しています。
当院への相談でも寒くなってから坐骨神経痛になった。
ひどくなったという方が多くなってきます。
坐骨神経痛と冷え性は相関関係
まず、坐骨神経痛を発症される方は冷え性もあるという方が多いです。
なぜか?
坐骨神経痛の方は股関節や腰周りの筋肉が硬くなっています。
筋肉が硬くなると血管や毛細血管を圧迫してしまいます。
血管が圧迫されれば血流が悪くなります。
血液には栄養素や酸素を体中に運ぶ役割の他に体温の維持という役割も担っています。
つまり
血流が悪くなるという事は体温が下がるという事です。
さらに
体温が下がることで筋肉はより硬くなってきて血流が悪くなるという悪循環になります。
上記にも書いてありますが坐骨神経痛の方は股関節や腰周りの筋肉が硬くなっていることがほとんどです。
体が冷えることで血流が悪くなり筋肉が硬くなるということは元々坐骨神経痛の方はより坐骨神経痛が悪化し坐骨神経痛予備軍の人は坐骨神経痛を発症してしまう可能性が高くなります。
冷えによる坐骨神経痛の予防法
①ホッカイロ
ホッカイロも冷えに効果があります。
特に坐骨神経痛に関してはお腹や腰の貼ってあげるといいでしょう。
②温かい飲み物
温かい飲み物を飲んであげましょう。冷たいものは体を冷やしてしまうので極力避けてあげるといいです。
③砂糖を控える
砂糖は体を冷やす効果があるので寒い時期には特に取り過ぎに注意してみてください。
④旬のものを食べる
冬のものは体を温める効果があるものがたくさんあります。反対に夏のものは体を冷やす効果があるので控えめにしましょう。
冬の野菜を鍋に入れるのはまさに冷えの予防になります。
⑤適度な運動
寒いと体を動かすことが少なくなりがちです。外に出るのもおっくうになります。
すると筋肉を使う機会が少なくなるので、血流が悪くなってきます。
できる範囲で運動をすることで血流が良くなり冷えの予防になります。
これから本格的な寒さがやってきます。
風邪なども気を付けなければいけませんが、
坐骨神経痛にも気を付けましょう。