仙腸関節腰痛とは

仙腸関節腰痛とは?

 

仙腸関節腰痛は骨盤を構成する仙骨と腸骨の関節である仙腸関節に問題(ズレや可動性低下など)が生じ痛みを発症するものをいいます。

 

 

仙腸関節腰痛の症状

 

仙腸関節由来の痛みは多岐にわたります。

 

●お尻の痛み

●腰の下の方の痛み

●足の付け根の痛み

●太ももの痛み

●ふくらはぎの痛み

●脛の痛み

●足の痛み

 

上記の痛みが全て出るわけではなく、一部分かもしれませんし、複数個所出ることもあります。

 

 

引用:日本仙腸関節研究会HPより

なぜ仙腸関節が痛むのか?

 

仙腸関節には受容器と呼ばれる痛みを感じとるセンサーのようなものが多くあります。

 

そのため痛みに敏感な関節なのです。

仙腸関節腰痛の原因は?

 

原因は様々ですが頻繁にみられるものとして以下のものがあります。

 

 

①仙腸関節が開く座位姿勢

 

座っているときに「猫背」や「仙骨座り」をしていて、仙腸関節が開く方向に力が加わり負荷がかかって腰痛を発症する。

 

 

②骨盤のズレ(歪み)

 

骨盤の高さ骨盤が横にスライドするなどのズレ(歪み)があり、その状態で長時間座っていたり、立ち仕事や歩行などを行うことで仙腸関節に負荷がかかり腰痛を発症する。

仙腸関節腰痛を楽にするには

 

①臀部のストレッチ

 

臀部の筋肉は仙腸関節の上や下に付着しているものがあり、それらの筋肉をストレッチすると痛みが軽減が望めます。

 

②骨盤のズレ(歪み)を整える

 

骨盤の歪みを正確に把握しセルフケアで整えというのは難しいですが、下のイラストの様なストレッチを行うことで骨盤の歪みが軽減できます。